自己紹介その3ー道は強制的に決まっている、こともある?
- ayafujimatsu
- 2023年6月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年6月15日
高校生の頃には既に将来の目標が決まっていた、と前回の記事で書きましたが、大学入学後、実はしばらくその夢を忘れていた時期がありました。
就職活動の足音に怯え始める大学3年生くらいのことでしょうか(うろ覚え)。
ふらりと立ち寄った下北沢のパワーストーン屋さんで“視える”店主に偶然出会い、将来を視てもらったところ「出版社で“キレイ”“可愛い”を扱う編集者として働いている姿が視える」と言われたのです。もちろん、こちらからは何も伝えていない状態で。
(そうだ……わたし……編集者になりたいんだった!)
軽く脳天に雷が落ちたような衝撃で。
急いでネットで出版社の「採用情報」を片っ端からチェックしたところ、求人が一件ヒットしました。
勢いづいて求人を探し当てたは良いものの、そこは、名も知られている外資の出版社。
一方その頃の私といえば、アルバイト採用にことごとく落とされまくっている時期でした。
蕎麦屋、コンビニ、蒸しパン屋、普通のパン屋…etc.
っていうかコンビニのバイト募集、書類選考で落とされるなんて、ある?
「今回もどうせダメだろうけど一応試してみよっかな〜」と諦め半分で応募してみたら、面接に呼ばれ、その場で採用が決定してしまったのです。実際入社してみたらほのぼのとしていて楽しく、業務もあってないようなもの(失礼)だったので、おそらくマジメそうな学生だったら誰でもよかったんでしょう。
それでも!
たかがバイト、されどバイト。
その後さらに難易度高めの出版社を受けた際にも、一社目の在籍歴が買われ、するっと採用されてしまいました(二社目は倍率50倍だったので、20代の運はここに全力投入したのだと思ってる)。
同様に二社目でのキャリアを買ってくれた三社目で、ようやく編集アシスタントからライター・編集者へステップアップするのですが、振り返ってみると何の気なしに応募したアルバイト募集から、この道が始まっているんですよね。
蕎麦屋、コンビニ、蒸しパン屋、普通のパン屋…etc.どれか一つでも受かっていたら、私はおそらく出版社のアルバイトに応募していなかったはず。私としても(いくらパワーストーン屋の店主のお告げがあったとはいえ)、意図してこの道に邁進した感覚はなく、「この扉しか開いていなかったから入ってみた」という感覚なのもまた不思議。
あのとき不思議なまでにあらゆる採用に落とされ続けたのは、今の道に進むためだったのかも、とたまに思います。目の前の扉が全て閉まっているように感じても、あたりを見渡せば、開いている扉はきっとあるのでしょうね。そんなミスチルの歌詞のようなことを呟いて、ひとまずの自己紹介を終えようと思います。
今後とも、Iridesと藤松をよろしくお願いいたします。
P.S.ホームページのメニューは今後拡充していく予定です(ポートフォリオ、サービス内容の詳細など)。疑問点等ある場合には、大変にお手数ですが、お問合せ欄よりお問合せをお願いいたします。(2023年6月15日現在)

▲扉の写真がなかったので代わりにクラゲ。
Comments